✓読者の悩み
・米国ETFのVTってなに?
・特徴を知りたい
・構成銘柄を知りたい
みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーでお金に困らないブログ運営者のヒトシです。今回は上記の悩みについてお答えします。
✓本記事の内容
・ドル・コスト平均法とは
・メリットとデメリットについて
投資歴3年、米国ETFや日本株投資を行っていてファイナンシャルプランナーの資格を持つ著者がわかりやすく教えます。
VTの基本情報について
VTは、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFと言われている米国ETFです。名前にワールドとついているように投資対象は全世界の株式になります。
まずは、VTの基本的な情報を以下に示します。
ティッカー | VT |
設立年 | 2008年6月 |
運用会社 | バンガード(Vangurd) |
経費率 | 0.08% |
分配金利回り | 1.83% |
配当頻度 | 年4回 |
チャート
ここでは、価格チャートを年数別に掲載します。
1年チャート
5年チャート
設定来チャート(2008年~)
設定来チャートをみるとリーマンショック付近の2009年やコロナショックの2020年には、大きく下落をしています。しかし、回復も早く長期的に見ても右肩上がりのチャートと言えます。
どんな特徴があるか
VTの主な特徴は以下の3つになります。
全世界が投資対象
低コスト
債券は含まれていない
全世界が投資対象
VTの投資対象は全世界を対象としています。そのためアメリカや日本のような先進国への投資、どんどん発展が成長して中国やインドへの投資、そして東南アジア等の発展途上国への投資が対象となっています。つまりこの1つのETFで分散投資ができてそれぞれの投資対象商品を買わずに済むことができます。
低コスト
VTの経費率は、かなり低コストで0.08%(2021年4月時点)です。0.1%の経費率でも十分に低いですが、それをさらに下回る低さです。投資信託を利用する上でコストは重要観点の1つです。この低さは、バンガードの様な巨額な運用額を持つ会社だから出来ていると思われます。
債券は含まれていない
VTの投資対象は、全世界の株式を対象としています。ということは、債券は対象に含まれていません。そのためリスクを分散させるためにもVTと何か債券を持つなどの必要があります。
構成銘柄教えます
ここからは、構成銘柄を以下の2つに分けて詳しく解説していきます。
国別割合
企業別割合
国別割合
国別の投資上位10社は以下です。
データは、バンガードの公式ホームページより参照しています。
国名 | 割合(%) |
---|---|
アメリカ | 56.7 |
日本 | 7.1 |
中国 | 4.9 |
イギリス | 4.1 |
カナダ | 2.6 |
フランス | 2.6 |
ドイツ | 2.4 |
スイス | 2.3 |
オーストラリア | 2.1 |
台湾 | 2.0 |
こちらを見ると現状アメリカへの投資が50%以上を占めている事がわかります。そのためアメリカの景気に左右させるという特徴があります。
企業別割合
企業別の割合を以下にしめします。
データは、Bloombergの公式ホームページを参照しています。
企業名 | 割合(%) |
---|---|
アップル | 2.88 |
マイクロソフト | 2.56 |
アマゾン | 1.93 |
フェイスブック | 0.91 |
アルファベット | 0.88 |
アルファベット | 0.88 |
テスラ | 0.75 |
テンセント・ホールディングス | 0.73 |
JPモルガン | 0.66 |
アリババ | 0.62 |
国別の割合で大半をアメリカで占めていたため、企業別で見てもアメリカ企業が多くランクインしています。特に割合が多いのは、アップル、アマゾン、フェイスブック、グーグル、マイクロソフト等のいわゆるGAFAMです。ただ、それ以外にも割合が1%に近づいている企業も存在します。
VTの構成持ち株企業数は、8925社であることがバンガードの公式ホームページに書かれています(2021年4月時点)。そのため多くの企業で構成されているため、今はハイテク株が目立ちますが、今後は景気によって変動していくことが考えられます。
以上となります。最後に投資は、自己責任です。最終判断は、ご自身でお願い致します。
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