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投資の基礎知識

【投資基礎】ドル・コスト平均法のメリット・デメリットを含めわかりやすく説明します

✓読者の悩み

 ・ドル・コスト平均法って何?

 ・メリットとデメリットを教えて!

ヒトシ

みなさんこんにちは。お金に困らないブログ運営者のヒトシです。今回は上記の悩みについてお答えします。

✓本記事の内容

 ・ドル・コスト平均法とは

 ・メリットとデメリットについて

ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、投資経験を持つ著者がわかりやすく解説します。

ドル・コスト平均法とは

ドル・コスト平均法とは、金融商品等において一定期間毎に一定額ずつ購入する買い方です。主に投資信託での購入に利用されます。特徴は、金額を一定額ずつ購入するので価格が安いときは沢山購入でき、また価格が高い時は少なく購入されます。


例えば、投資信託を毎月20000円ずつ購入していくAさんと毎月10口ずつ購入していくBさんを比較してみましょう。


Aさんは、20000円ずつの購入ですので基準価格が変動により、毎月の口数が変動しています。一方Bさんは、毎月10口必ず購入するので毎月の購入代金に変動があります。

1番右には、5カ月間の平均購入価格と5カ月間の合計購入口数を算出しました。ご覧のように今回の場合は同じ50口をかったAさんとBさんで平均価格が違っていることがわかります。1カ月辺りAさんは、Bさんよりも400円安く購入出来ている事になります。このAさんの購入の仕方がドル・コスト平均法になります。

つまり特徴として、基準価格が上がっているときは少ない口数を購入してまた下がっている時は口数を多く購入できるのが最大の特徴です。

メリットとデメリットについて

ここからは、ドル・コスト平均法のメリットとデメリットを述べていきます。

それぞれを章に分けて詳しく解説していきます。

メリット

メリットには、以下があります。

平均購入価格を下げる期待がある

定額・定期購入のため維持が楽

高値掴みのリスクを軽減できる

日々投資チェックしなくてよい

それぞれを詳しく解説していきます。

平均購入価格を下げる期待がある

こちらに関しては、前の章で説明した内容の通りです。平均購入価格を下がることが出来れば投資費用の削減で利益率上昇に繋がります。

定額・定期購入のため維持が楽

一度設定したらずっと同じ設定で購入がされるので管理や維持が楽です。投資を始めるうえで手間が楽という観点は、長く続ける上で重要な要素です。

高値掴みのリスクを軽減できる

価格が高い時には少なく購入され、低い時には沢山購入されるため、一時的景気が上がりきってに急落したときの高値掴みのリスクを下げられます。

日々投資チェックしなくてよい

価格は、日々動くせいで毎日チェックしていると損益が上下することがあるため、とてもストレスになる場合もあります。またそのように価格が上下していると「本当に買って良かったのか」という考えも生まれてきます。そういった不安要素を少なくすることは重要です。

デメリット

デメリットには以下があります。

手数料の負担

大幅な利益を望むことは難しい

短期投資には不向き

それぞれを詳しく解説していきます。

手数料の負担

ドル・コスト平均法を利用するには、投資信託の利用が効果的です。ですが投資信託の購入には、購入後も信託報酬等の費用が掛かります。そのため少しでもコストの低い商品を選びコストを下げましょう。具体的には、1%を下回るコストの商品を選ぶ事がおススメです。

大幅な利益を望むことは難しい

投資信託は、個別株等と比較すると変動率(ボラティリティ)は低いです。そのため急激な資産の低下を抑える効果があると同時に急激な増加もあまり期待できません。

短期投資には不向き

一定期間で一定額ずつ購入していくため短期的な経済の流れに乗る時は、対応が難しいです。

最後に

今回はドル・コスト平均法についてお伝えしました。
結論としてこのやり方を生かせるのは、以下に当てはまる方だと考えます。

おすすめな方

投資信託を長期的(5年以上目安)に購入する人

毎月一定額で運用していく人    

高いリターンは望まず安定的なリターンを望む人

日々の価格変動に一喜一憂したくない人

投資は、自己責任ですので最後の決断はご自身でお願い致します。

以上となります。

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