【長期投資のすすめ】
著者は 1 万件を超える資産運用アドバイスを行ってきた中桐啓貴氏。一番シンプルな方法が一番儲かるという真実。そして長期投資の大切についても書かれている 1 冊。投資初心者向けの一冊。
本の紹介文
皆さんは長期投資を行っていますか?
本書では、これから投資を始める方に向けて、誰でも始められるように簡単なやり方を説明されています。また、難しい方法は解説されておらずシンプルな説明ばかりです。
巻末には、おすすめの長期投資ファンドが書かれていますので参考になります。
本書の途中は、会話形式になっているところがあるなどとても分かりやすく読みやすい1冊です。投資初心者におすすめの1冊だと思います。
10個の要約ポイント(書籍の引用)
平成元年に日経平均株価に投資をして、30年間持ち続けたら半分になって い ます。しかしその一方、米国株に30年前に投資をしていればこの30年間で10倍、ドイツ株に投資をしていても10倍になっています。
企業が成長するには、新しい事業や商品を生み出していく必要がある ため 少なくとも 数年 単位 の 時間 が かかるでしょう。おのずと投資の期間は中長期(5年以上)が適当、ということになります」
投資も同じで長期的に投資を続ける中で、一定の揺れは必ずやって来ます。 それを乗り越えるのに必要な知識の1つが資本主義への理解です。
日本人は『 投資にはリスクがある』と考えるからです。しかし、アメリカ人 は『 投資しないのがリスク』と考えるのです。
投資信託のように多くの銘柄に分散投資をしているものを積み立てるほうがいい
人は損をしたくないという気持ちがとにかく強い。
リーマンショックの時に値上がりした資産が2つだけあります。 日本国債と金(GOLD)です。
iDeCoのいいところは3つあります。まず入り口で掛け金が全額所得控除になります。そして運用期間中の運用益に対して通常20%取られる税金が 非課税になり、さらに出口についても60歳以降に受け取る際に退職所得控除 などが使えます。
アメリカではアクティブファンドの多くがインデックスファンドに5年間の 成績で負けているというデータもありますので、まずはインデックスファンドを使いましょう。
アメリカでは、幸せな人生を送るには3人の信頼のできる専門家が必要と言われています。それは医者、弁護士、ファイナンシャルアドバイザー(FA)です。
3個の実践ポイント
長期投資はこれからも続ける
日本だけでなく世界中を分散投資する
金を保有する
1行まとめ
短期的に見ると株価の上下はよくあること!
書籍情報
【書籍名】日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
【著者名】中桐啓貴
【出版社】株式会社クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2019年2月22日
【ページ数】210ページ
【目次】
Part1 1番シンプルで1番儲かる方法を知る(マインド編)
第1章 投資で儲けるために1番大切なこと
第2章 1ドルが60万ドルに化ける資本主義のパワー
第3章 バブルと投資の関係。儲かる仕組みが分かった
第4章 気持ちを整えるだけで投資の勝率は上がる
第5章 長期投資がもっとも優れた投資法である本当の理由
Part2 1番シンプルで1番儲かる方法を実践する(ノウハウ編)
お金が増える具体的で実践的な方法
端末情報 長期投資で使えるおススメのファンド10本