✓読者の悩み
・学資保険はどういう保険?
・月々いくらくらいかかるのか?
・メリットとデメリットは?
みなさんこんにちは、ヒトシ(@hitoshi_tochigi)です。今回は上記の悩みについてお答えします。
✓本記事の内容
・学資保険の説明
・月々の支払い目安
・メリットとデメリットについて
✓本記事の信頼性
この記事を書いている著者は、ファイナンシャルプランナーとして活動しています。そんな著者がわかりやすく解説します。
学資保険はどういう保険?
子供が生まれえると、様々な所でお金が掛かります。
1番かかる費用の中で、高校や大学の入学時の費用が考えられます。
そこで、費用に備えるために、早い段階から積立を行い、それを保険会社が運用する商品を学資保険といいます。
貯蓄型と保証型について
学資保険には、主に貯蓄型と保険型の2種類があります。
貯蓄型学資保険
貯蓄型学資保険は、保険料の積立により教育資金を準備する保険です。満期額は、支払った保険料より多くなります。
但し、申込当時と満期時の物価が同じとは限りません。そのため教育資金が足りないという可能性があることには、注意が必要です。
保証型学資保険
保証型学資保険は、貯蓄型学資保険のような教育資金の準備をする保険に加え、親や子の医療保険もつけた保険です。そのため満期金以外にも病気時や死亡時には保険金を受け取ることができます。
但し、貯蓄型学資保険に比べ保険料は高く払い込んだ保険料よりも満期受取額は少なくなります。
月々いくらくらいかかるの?
月々の支払いを考えるうえで重要なのが、将来いくら必要になるかを考えることです。
具体的に1番費用がかかる所ですと、大学への入学が考えられます。
一般的に大学4年間で必要な教区資金は、国立大学で約250万円、私立大学で文系約400万円、理系600万円と言われています。
それに伴い、300万円の教育資金を将来に備えておくと考えましょう。また保険料は、子供の年齢や契約者(親)の年齢によって異なります。
以下のような条件で、とある保険会社Aでシミュレーションした結果は、毎月約15000円となります。
満期金 300万円
契約者(親)年齢 30歳
満期金受取時期 子供17歳時
保険料払込期間 17年間
満期金の受取時期には、様々ありますので自分にあった受け取り方を選びましょう。
メリットとデメリットは?
ここからは、学資保険のメリットとデメリットをお伝えします。
まず、双方をまとめたのが以下になります。
〇メリット |
必ず貯金がされていく 毎年の税金の控除が受けられる 契約者が死亡した場合は支払い免除となる |
✖デメリット |
返戻率が低い 物価の変動への対応が出来ない 中途解約すると元本割れする可能性がある |
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
メリット
必ず貯金がされていく
学資保険は、将来必要になる費用に備えて積立てる保険のため自然と貯金がされていきます。そのため貯金が苦手等には向いています。
毎年の税金の控除が受けられる
学資保険に支払った保険料は、生命保険料控除を受けることができます。控除を受けるためには、保険会社から保険料を支払った事を証明できる書類が必要です。
会社員の方であれば年末調整時に保険料控除申告書に記入し、証明書類を提出する必要することで控除が受けられます。
契約者が死亡した場合は支払い免除となる
学資保険は契約者に万が一の事があった時は、その後の支払いが免除される特約があります。対象は、死亡時や高度障害時等とされています。免除されても満期時の受取金額は変わりません。
デメリット
返戻率が低い
返戻率(へんれいりつ)とは、支払った保険料に対して、いくら戻ってきたかを表す割合です。
例えば、100万円支払って110万受け取ったら返戻率10%です。
学資保険の返戻率は、高くて5%程度です。
物価の変動への対応が出来ない
物価の変動により将来必要になる教育資金が変わる可能性があります。学資保険の満期額は申込時に決まっています。
また、満期に達するまでには基本的に10年以上の期間が必要となりますので注意することが必要です。
中途解約すると元本割れする可能性がある
学資保険などの資金を貯めるためは、途中解約しても元本割れのリスクはないと考えがちです。
しかし学資保険は、中途解約すると高い確率で支払った総額保険料より解約返戻金が低くなります。そのため申込時には以下注意することが大切です。
・将来受け取る満期金は適切か?
・保険料の負担割合は適切か?
まとめ
最後に今回の内容をまとめます。
学資保険とは | 子供の教育費用に備える保険 |
月々の保険料例 (満期金300万円、保険料払込期間17年間) | 約15000円 |
メリット | 必ず貯金がされていく 毎年の税金の控除が受けられる 契約者が死亡した場合は支払い免除となる |
デメリット | 返戻率が低い 物価の変動への対応が出来ない 中途解約すると元本割れする可能性がある |
最後に気になる方は、下記リンク先のサイトで学資保険を専門で取り扱ているサービスがありますのでご覧になってみてください!
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以上となります。
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