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簿記

初心者が簿記2級を独学で合格する勉強法を計画しました【新形式対応】

ヒトシ

私は、現在簿記の資格を持っていません。そんな私が、独学で合格できる勉強計画を立ててみました。

簿記2級は、受験資格がないのでどなたでも受験することが出来ます。私と同じのような方々の参考になればうれしいです。

✓本記事の内容

 ・簿記2級の試験内容

 ・実際の独学勉強法

簿記2級の試験について

まず試験に合格するために受ける試験の内容をしっかり把握して対策を立てることは大切ですね。

試験内容

試験範囲は、商業簿記と工業簿記の2種類です。

以下は、日本商工会議所HPからの参照です。

「商業簿記」は、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。

日本商工会議所

「工業簿記」は、企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。

日本商工会議所

試験難易度

公式HPに過去の受験者データが公表されていました。

受験者数実受験者数合格者数合格率
156(2020.11.15)51,727名39,830名7,255名18.2%
155(2020.6.14)中止
154(2020.2.23)63,981名46,939名13,409名28.6%
153(2019.11.17)62,206名48,744名13,195名27.1%
152(2019.6.9)55,702名41,995名10,666名25.4%
151(2019.2.24)66,729名49,776名6,297名12.7%
150(2018.11.18)64,838名49,516名7,276名14.7%
149(2018.6.10)52,694名38,352名5,964名15.6%
引用元:日本商工会議所

平均すると20%前後が合格率となりそうです。細かく見ると1番合格率が低い年は、2019年の2月試験で12.7%であることがわかります。

これを踏まえて、1度目の受験は受かればラッキーぐらいで考え、2度以内での合格を目指そうと思います。

試験形式

従来は、ペーパーによる筆記試験のみでしたが、2019年11月30日より、ネット試験も導入されました。よって、2種類の試験形式から選べます。

2つを比較した表が以下になります。

ペーパー試験ネット試験
試験日毎年2月、6月、11月いつでも
試験時間90分90分
合格点70点以上70点以上
試験会場主に商工会議所指定されたテストセンター
出題形式試験会毎に共通1人1人違う問題
結果発表検定会場ごとに異なる即時
受験料4720円4720円
ヒトシ

今後は、ネット試験が主流になるのではないかと考えたので私はネット試験を受けることにしました。個人的には、ネット試験の試験料を安くして欲しい所です。

実際の独学勉強法

ここからは、実際に考えた勉強方法を解説していきます。

必要な勉強時間について

大手サイトの情報や色々なブログを見ていると独学で3級も持っていない人が2級に挑戦する人は、概ね300時間程度必要ということがわかりました。それを参考にして私も300時間を目標にします

試験勉強期間は4カ月ですので、1日の勉強時間は2.5時間になります

スキマ時間の活用や土日は少し多めに時間をとるなど、またどうしても勉強出来ない日なども考慮に入れて平日2時間、土日4時間を目標に勧めていくことにしました。

使用教材について

まず簿記を独学で勉強する上で人気の参考書などを調べました。

著書名著者出版社
スッキリわかる日商簿記滝澤 ななみTAC出版
みんなが欲しかった!簿記の教科書滝澤 ななみTAC出版
バブロフ流でみんな合格日商簿記よせだ あつこ翔泳社

スッキリわかる日商簿記

Amazonの売れ行きランキングによると1番売れている簿記の参考書です。参考書と問題集がセットになっているので1つでどちらも勉強することが出来ます。

著者の滝澤ななみさんは、FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強で利用していました。

見やすくわかりやすく1冊です。

みんな欲しかった!簿記の教科書

こちらはの著者は、「スッキリわかる日商簿記」の著者と同じ滝澤ななみさんです。

スッキリわかるシリーズとの違いは、こちらは参考書のみでより細かく書かれているようです。

書店の資格コーナーでは、必ずというほど見かける王道の参考書と言ったイメージですね。

バブロフ流でみんな合格日商簿記

こちらは、レビューなどを見てみるとイラストが他のと比べると多いとの事です。

4コマ漫画でわかりやすく、試験に出るところが厳選されています。

問題集とセットになっていますのでどちらも勉強できます。

実際に選んだ教材について

色々調べた結果私は以下の観点に注目して選別しました。

イラストが多い

ページが少なく厳選されている

短時間勉強向き

以上の観点から私は、バブロフ流でみんな合格日商簿記を選びました。

その他の理由として、独学で簿記2級を合格した方のレビュー記事を見るとこの参考書を使われている方が多かったのも理由の1つです。

また、利用参考書に問題集がついていますがそれとは別に予想問題集を使用します。

予想問題集は、TACが出版している予想問題集を選びました。

あとスキマ時間に勉強できるように、バブロフシリーズでアプリが出ているのでそちらも利用します。このアプリは、簿記で重要な仕分けの対策が出来ます。アプリなので通勤時や仕事の休憩時に利用していきます。

具体的なスケジュール

まず試験勉強期間ですが私は4カ月(16週)を設定ました。

それを分割して以下の様なスケジュールで勧めていきます。

1カ月目簿記3級の勉強

1~2週目 3級参考書を読む1週目(わからないところはチェック)

3~4週目 3級参考書を読む2週目(わからないところ重視)

2か月目簿記2級の勉強

5~6週目 2級参考書を読む(わからないところはチェック)

7~8週目 2級参考書を読む(わからないところ重視)

3か月目簿記2級の問題集

9~10週目 参考書に付属の問題集を解く1週目

11週目 間違えた問題を解く2週目

12週目 参考書の問題をもう1巡3週目

4か月目予想問題を解く

13週目 予想問題集1週目

14週目 予想問題集2週目

15週目 予想問題集3週目

16週目 予備集(総復習)

いかがでしたでしょうか。

今後、勉強途中の報告などもしていきたいと思います。

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